えんとつ町のプペル博多弁版

【エンディング】


「まいにち会おうやプぺル。そうすりゃ父ちゃんの写真もまいにちみることができるけん。
やけんまいにち会おう。また、まいにちいっしょにあそぼう」
ゴミ人間ん目から涙がボロボロとこぼれた。
ルビッチとまいにちあそぶ……、そりゃなんか、とおく昔から願うとったような、
そげんふしぎなきもちになった。
「プぺル、ホシはばりきれいやなあ。つれてきてくれてありがとう。
ぼくはキミと出会えてほんとうによかったばい」
プぺルは照れくさくなり、

「やめんかルビッチ。はずかしいやなかか」
そういって、ひとさし指で鼻んしたばこすりよった。

「……ごめん、プぺル。ぼくも気づくのがおそかったばい。そうか、……そっか。
ハロウィンは死んだひとん魂がかえってくる日やったね」
「なんのことだい? ルビッチ」
「ハロウィン・プぺル、キミんしょうたいがわかったばい」

「会いにきてくれたんやなあ、父ちゃん」
THE END

えんとつ町のプペル 方言版

絵本『えんとつ町のプペル』を各地の方言版で作成してみました♡

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